「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(以下スマブラSP)」の非公式ユーザー大会「篝火#7」が5月4日(水・祝)、5日(木・祝)、「東京都立産業貿易センター浜松町館」で開催されました。過去最大規模の769人が選手として、221人が観戦で参加しました。本大会はSmash World Tour 2022にてPlatinum認定を受けています。
7代目王者に輝いたのはFTG|あcola選手。本格的なオフ大会への参戦からわずか3カ月弱、弱冠15歳の超新星が1日、大阪府開催の「マエスマTOP#7」優勝の勢いそのままに東西制覇を成し遂げました。シード選手が早々にLosersに回る波乱のトーナメントをスティーブとともに勝者側で優勝し、Grand Finalに進出。勢いに乗る四国のリュウ使い・SPG|あしも選手をWinners Finalに続いて3-0で退け、栄冠を手にしました。壇上では、「優勝することができてすごいうれしいです。歓声がめっちゃ聞こえて、自分的にはうれしかったです。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」と笑顔。インタビューでは「ベスト8が目標だったので、優勝できてめちゃくちゃうれしいってことしか頭に出てこないです。とにかくオフで活躍を見せつけてスティーブの期待値が上がってくれたらいいなって思いました。3先でしっかり勝ちきることができて良かったです。これからはスティーブ以外も使ってみたいなって思います」と語りました。
あしも選手は強豪プレイヤーを次々と倒しての準優勝。「大型大会では前の大会の1個上の成績を取ることのを目標にしていて、今回はかなり上ぶれてしまった。次の大会で優勝を狙えるようにこれからも頑張っていきます」とコメント。3位にGackt選手、4位にDIO選手が輝きました。
本大会のTop32入り選手は下記の通りです。
今回はBクラス大会を実施しました。優勝したのはリトルマック使いの、りー選手。BO3で行われ、ミカヤ選手との決勝戦を2-1で制しました。最後はミカヤスネークをK.O.アッパーカットで粉砕し、熱いポップオフで会場を沸かせました。優勝後のインタビューでは「マックを(前作・スマブラ)forの時から7年間、使っているんですけど、Bクラスではあるけど大規模な大会で優勝できたのはうれしいです。マックの強さを証明できたのは一つ通過点であってすごく嬉しく思います」と〝相棒〟への思いを語りました。
本大会では、選手がプレイしやすい環境整備に取り組みました。運営と選手間の連絡を密にする目的のDiscordサーバーを本格稼働させ、フリー台には3戦交代のルールを設けました。また、オンライン大会等で使用している参加者間で対戦結果を入力する機能「セルフレポート」を導入。今回は試験的な導入のため従来の用紙へのアナログ記入と並行で行いましたが、完全移行すればリアルタイムにトーナメントが更新されて利便性が上がります。次回大会以降も導入する予定ですので、選手の方は下記サイトを一読していただけますと幸いです。Discordサーバーでは引き続き、参加者の皆様のご意見を募集しております。
smashGGのCan Self Reportの使用方法(P-氏のnote記事より) : https://note.com/p_ddd_/n/nd3b801c032aa
新しく「チアボード企画」を行いました。事前にTwitterを用いてデジタルでのイラストを募集し、当日も会場でイラストを描けるスペースを用意しました。展示スペースは好きな選手やキャラクターなどの応援イラストで埋め尽くされました。
スマブラSP観戦初心者に向けて、オフ環境における対戦ルールや用語などを説明した動画「篝火観戦の楽しみ方」を制作しました。
今回はEGS本配信、VGBC配信だけでなく、サブ配信台にも簡易スクリーンを設置。Losersでの注目カードなどをお届けしました。
Grand Final後はあcola選手、あしも選手と観客の皆様で記念撮影。各地でオフ大型大会が行われた〝スマブラウィーク〟を締めくくる熱い大会となりました。
■「篝火」とは
スマブラSPのユーザーが開催する非公式・非営利大会で、外部の企業や個人とは独立して企画、運営、会計を行っています。オープントーナメントにおける競技性を追求すると共に、コミュニティを持続させ強化する祭祀としてのオフライン大会の本質的な機能を追求します。
公式ホームページ:https://kagaribi.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/KAGARIBI_smash
(※大乱闘スマッシュブラザーズは任天堂株式会社様の登録商標です。本イベントは任天堂株式会社様、他関連企業様とは一切関係ありません。)
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