篝火#13 クリエイティブチームインタビュー 2/4「グラフィックデザイン」

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各種告知、会場図、スケジュール、リザルト、配信待機画面……名札やグッズなどアナログなものも含めると、一度の篝火のために新たに作られるグラフィックは何十枚にも及ぶ。

それらはすべて、選手たちが情熱をぶつけるたった二日間のためだけに存在する。

しかし、機能性とデザインが両立していなければ、彼らの足元は照らされることもなく、勝ち進みたいと思える花道にもならない。

第二回はグラフィック担当としてグラフィックデザインチームのKuroteiさん、ふぁーむさん、ツッペさん、しんぷるさん、いんざばんぶーさんから制作の裏側を伺っていく。

インタビュイープロフィール

Kurotei

書体デザイナー、フランス・パリ在住。2020年からスマブラの配信を見始め、主にソニック使いのKEN選手のファンコミュニティの参加を動機に2022年からスマブラコミュニティでの制作に携わり、スコアボードツール「BraceBracket」の開発や配信団体EGSのVIリデザイン、西武撃・スマ納めといった大会のディレクションやデザインを行なっている。メインファイターはソニック、ジョーカー、しずえなど。犬好き。
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ふぁーむ

グラフィックデザイナー。一般理系大学在学中、東京。
RiJをきっかけにゲームコミュニティに興味を持ちはじめ、2018年からプレイヤーとしてスマブラコミュニティに参加し、2022年の「西武撃#12」から制作活動を開始。
スマブラコミュニティでは他にウメブラ、スマ納め、スマサー連合などでの制作も行っている。最近はライブや同人コンテンツにハマり、リリックデザインや装丁等でコミュニティ外部でも活動中。
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ツッペ

グラフィックデザイナー。某美術大学在学中。
2022年からスマブラ大会の配信を見始め、2023年の「WAVE#6」からクリエイターとしてコミュニティに参加。現在では篝火の他にウメブラ、スマ納めの制作に携わっている。
観戦勢で選手のオタク、2Dアクションゲームの腕は壊滅的。
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しんぷる

グラフィックデザイナー。最近福岡から東京引っ越して東京の専門学校在学中。
「篝火#13」が初参加。esportsデザインなどやっていましたが最近は別の分野を練習しています。
esportsは仕事がなさ過ぎて篝火以外では引退しました。
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いんざばんぶー

映像クリエイター。今年3月HAL大阪CCG映像学科を卒業。現在は就活浪人中(涙)。
「篝火#13」が初参加。今回は挑戦の意味を込めて映像ではなく、デザインのタスクで携わらせて頂きました。
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篝火#13におけるロールについて

Kurotei

Q1今回篝火の制作に加わった経緯、理由は?

これまで篝火の制作には「篝火#11」の際に数点の画像制作とフィードバックのみで参加していて、「篝火#12」の際は自分がフランスに移住し、引越し前後だったためあまり参加できなかったので、実は今まで本格的な参加はしたことがありませんでした。
今回のクリエイティブ内のキックオフミーティングで色々お話をして、ツッペさんはブース、ふぁーむくんはウメブラの告知制作などであまり篝火に割けるリソースが多くなさそうだったことがわかり、また昨年末に行われたスマ納めでの経験が活かせそうだと感じて、今回本格的に参加させていただきました。

Q2今回は何をおこなった/どのようなロールだった?やってみてどうだった?

よくある肩書きにするとアートディレクター兼プロジェクトマネージャー的な立ち回りだったのかなと思います。
具体的には、フタガミさんが作ってくれたKVや制作物をフォーマット・ルール化し、それらを元にふぁーむくん、ツッペさん、ばんぶーさん、しんぷるさんなどが作ったものにフィードバックをしたり、運営側、デザイナー側双方とコミュニケーションをして、進捗を聞いたり足りない素材をもらったり、要件を定義したりといったことをしていました。
あと、序盤の会議ではみんなが会議慣れしていなさそうだったのもあり、ファシリ手(ファシリテーションをする人)的なこともしていました。例えば、会議でどの案もいいですね……で止まってしまった時に「自分は〇〇の観点だとAが好きですね。ただ、Bも〇〇を表している点では良さそう」とか「〇〇さん(デザイナー)の個人的な好みだとどれがいいですか?」とか、会議が停滞しすぎないよう気をつけていました。

Figmaでコメントを入れてフィードバックをする様子

今までの篝火では今回の自分の役職に当たるものはあまりなかったと認識していて、以前は運営側が手の空いているデザイナーにタスクを投げ、作れる人が作るという形だったのであまり必要性は高くない役割だったと思います。また、かっこいい映像を作ったり核となるキービジュアルを作るわけでもないので映えることをしているわけではない地味な役割だとは思いますが、同時にかなり自分に合っているとも感じていますし、なにより今後の篝火の制作に必要なロールだと考えています。
その理由の一つは篝火のクリエイティブのスタイルが少しずつ変わりつつあることです。篝火はAkabaneさんを中心として毎回異なるルックを作っていくのが「篝火#6」くらいからの伝統だと思うのですが、年月が経つ中でAkabaneさんも就職されたり、ほかのメンバーも大学を卒業したり就活が始まったりと毎回全力を出すのが難しくなりつつあります(そういう自分も、スマブラコミュニティの制作に携わってからイギリスの大学院に留学→帰国フリーランス→就職してフランス移住と環境が変わりまくってますし……)。
EGSのwawonさんとよくこの話をするのですが、そんな中篝火の制作スタイルは毎回スクラップ&ビルドをするのではなく、効率的な継続方法の模索になってきています。また、Akabaneさんやりくるとくんといった「スマブラコミュニティで学んできた人」以外に、自分やAkameさんといった「既にデザインや映像に携わった人がスマブラコミュニティに参入する」というパターンも増えたことで、コミュニティ内での技術継承、大袈裟な言い方をすれば「育成」「師弟関係」といったものも生まれつつあります。自分はアートディレクションの経験が浅かったこともありやってみたかったのもありますし、スマ納めで見えた課題の解消を実践できる機会でもありました。
また、フタガミさんがリードデザイナーとして入ってくださっていたことも噛み合っていたと感じています。今回のような複数人の制作では、リードデザイナーが作ったキービジュアルやデザインの方向性、ルール、雰囲気といったものを各々で感じ取って制作物に反映していきます。昨年のスマ納めでは、ディティールが細かくあしらいが多彩だったのもありますが、自分がアートディレクターと同時にリードデザイナーも兼任していたため、デザイナー陣が解釈して作ったものに「もっとこう……こうしてほしいんだよなあ……」と感じることもあったのですが、今回は自分もフタガミさんのデザインを「解釈する」側に回ったことで、デザイナー陣と同じ視点に立ち、フォーマット化できたのではないかと思っています(もちろん、フタガミさんがもっとこう……と思っているかもしれませんが……笑)。

KVを万人が使えるようにフォーマット化する

あとは、今回は告知画像の翻訳が必要だったり新しく作る画像もあったので、その辺りのDiscord上でのコミュニケーションが多かったことも自分に向いていた部分だったかもしれません。ここ数年で自覚したのですが、自分はチャットでのコミュニケーションや運営の方との連絡は全然苦ではなく結構好きな一方、世間では得意不得意があるらしいので。

ふぁーむ

Q1今回篝火の制作に加わった経緯、理由は?

篝火の制作にはマストで参加する決めていたので参加しました。自分は「篝火#9」にプレイヤーとして参加した際にAkabaneさんから「大会のリザルト作ってくれない?」と言ってもらったきっかけに「篝火#11」より制作に参加するようになりました。今回は就職活動やウメブラ告知動画のディレクションをはじめとした他のタスクがあり、あまり制作に参加できないかなとも思っていたのですが結果的に予定よりも多く制作していたような気もします……。参加する際には補助的な部分から抜け出して一歩何か面白いことができたらなという気持ちもありました。

Q2今回は何をおこなった/どのようなロールだった?やってみてどうだった?

今回はフタガミハルキミさんとKuroteiさんのディレクションを受けながらデザインを行っていました。
「フィードバックされて指摘される部分を減らしてディレクションの負担を減らすことや依頼されたデザインの作成をなるべく早く行うこと、連絡を早く返すこと」を意識して取り組んでいました。また、KVに沿った文字組みや余白といったレイアウト部分を1発OKもらえるようにしたいとも思っていました。ディレクションをされているフタガミさんもKuroteiさんも社会人として働いており、なるべく手を煩わせないようにしたいと思っていました。篝火はコミュニティ大会のクリエイティブでありお金などは出ているわけではありません。それゆえに時間を無限に使えるのですが、だからこそ簡単な制作物に関してはどれだけ見てもらう時間を少なくできるのかが重要であると考えています。
しかし、まだまだ詰めが甘い部分があったりタスクを拾えきれていなかったりなどの部分が目立ってしまいました……。特に印刷物の納期が短く、また量があったことで予定よりも時間を取られてしまった結果、本来自分が請け負うはずだったタスクを他の方にお願いしたりすることもありました。作業時間を予想して組むことができていないことが理由のため制作にあたる作業時間目安表のようなものを作って対応しないとなと感じました。
連絡を早く返すことに関しては結構上手くできていたと思います。印刷周りでのスタッフや業者からの連絡に対してすぐに返答したり対応したり。自分は篝火スタッフであるもののクリエイティブ周り以外のスタッフ業を具体的に把握していません。そのためスタッフそれぞれの受け持つタスクの邪魔にならないようにしようと心がけていました。
あとはDAY0-DAY1に通しで作業を行い、そのまま徹夜で会場に向かい競技にも参加したことも相まって、本来DAY1の夜に行う予定だったタスクを睡眠でDAY2昼間に行うことになってしまったことも大きな反省です。余裕もって進めていたはずなので作業が当日ギリギリまで残ってしまうのはなぜなのか。

ツッペ

Q1今回篝火の制作に加わった経緯、理由は?

「篝火#12」の際にお声がけいただいてクリエイティブ班に参加し、今回も引き続きという感じです。「篝火#9」を現地に見に行ってどっぷりスマブラ観戦にハマった口なので、正直制作に関わらせていただいている現状が未だに謎だなって思ってます。

Q2今回は何をおこなった/どのようなロールだった?やってみてどうだった?

今回は主にKuroteiさんのディレクションを受けながらデザインを行いました。
初めて一緒にやらせていただいたスマ納めでは、当初私が作るもの全て勘で行っていたので多大なるご迷惑をお掛けしたのですが(特に告知画像周り)、やっとFigmaにも慣れレイアウトのルールも分かるようになり以前よりかはお手を煩わせずに済んだかと思っています。
ただ今回は初のブース出展をしたことにより、一番グラフィック班が忙しくなる大会直前1週間にその準備に追われ多くのタスクを他の方にお任せしてしまい、デザイナーとしてはほぼ働けませんでした……。幸いブースは多くの方のご協力もあって盛り上がったのですが、一スタッフとしてどうなの?という感じなので次回はもっとタスクを汲み取れるようにしたいです。

しんぷる

Q1今回篝火の制作に加わった経緯、理由は?

AkameさんのTwitterでの募集を見てそこから参加させていただきました。

Q2今回は何をおこなった/どのようなロールだった?やってみてどうだった?

今回の制作はKuroteiさんのディレクションのもと制作を行いました。
初参加というのもあってわからないことだらけだったのですが、Kuroteiさんやツッペさんやふぁーむさんなどに助けていただいて、すべてのタスクを終わらせることができました。
初めてのことも多かったのですが、久しぶりの制作でタスクがどんどんたまっていって締め切りが迫ってくる感じが久々で、いろいろ気持ちも重かったのですが現地で観戦してファンやスタッフの方々の熱気を感じて次回も関わりたいなと思いました。

いんざばんぶー

Q1今回篝火の制作に加わった経緯、理由は?

他界隈で創作活動を一緒にしていたふぁーむさんがスマブラコミュニティに所属しており、その紹介もあり「篝火#13」から参加させて頂きました。

Q2今回は何をおこなった/どのようなロールだった?やってみてどうだった?

配信レイアウト、配信&動画サムネイル等のデザインに携わりました!普段作る映像ではディレクションをやることが多かったので、フォーマットに則ったルールに従った中で良いものを作る考え方は苦戦もしましたし良い経験になりました。フィードバックをして頂いていた、Kuroteiさん、wawonさん、共同で制作することが多かったke-goさんにはめちゃめちゃ感謝です。次回以降は映像でもガッツリ関わっていきたいです!

グラフィックデザインについて

Kurotei

Q1. 今回作ったものは?

基本的にフィードバックがメインだったのであまり作ったもの自体は多くありません。行ったこととしては篝火の制作ツールをIllustratorからFigmaに完全移行するためのFigmaの整理、各画像のルール・フォーマット策定、コンポーネントの制作を行い、ルール策定のために最初の告知画像は僕の方で制作しました。具体的には参加者募集情報と会場マップ、配信団体一覧、Day2サムネは僕が作っていて、そのほかの制作物に関してもグラフィックの範疇はほぼすべてフィードバックを行っています。

Q2. 作ったもの・作る過程のこだわりは?

複数人での制作がミスが出ないように、かつ統一性を保てるようにするためなるべくFigmaのコンポーネントやそれに付随するVariables, Property, Auto Layoutなどを積極的に利用しています。もともと効率化が大好きなので、Figmaがこういった機能をどんどん実装してくれて、それを試すのが毎回楽しいです。次回以降はプラグインを使ったり、なんなら作ったりもできたらいいなと思います。
ほかのメンバーはFigmaにあまり慣れていなかったのもあって最初は難しそうな様子でしたが、後半はかなり慣れてきていて使いこなせるようになっていたので、次回以降も続けていけたらなと。また、フィードバックや翻訳を担当してくださったなるさんとのコミュニケーションではコメントの機能を使ったのですが、こちらもかなりうまく機能しました。

リザルトではファイター画像以外の選手情報をプロパティで入力できる
なるさんに翻訳をしていただいている様子

ふぁーむ

Q1. 今回作ったものは?

SNS告知画像、扇子、不織布バッグ、タトゥーシールといったグッズ印刷、L字スタンド吊り下げ用紙や観戦者用の名札、銀テープ、カメラ透かし等の制作。Illustrator、Figma、Photoshopで制作しました。プラスでハイライト映像の文字組みを手伝うなどしていました。

Q2. 作ったもの・作る過程のこだわりは?

篝火では毎回グッズや演出の制作タスクが出てくるのですが、それを今回自分が担当することができてとても嬉しかったです。西武撃、スマ納めと同じように篝火では主にFigmaでの制作を行っておりトンマナに沿って制作を行うことが容易にできるのですがその度にどのようにしたらルールに沿った新しいレイアウトを作ることができるか等の展開を考えていました。今回はそれを印刷や告知画像面で発揮したいと思っていましたがまだ自身の引き出しが少なく結果的に挑戦できたなというものはあまりなかったのが悔やみポイントです。デザインの展開が上手くなれば自身の持ってる個性を落とし込むことができると思っているので本当に上手くなりたい。
SNS画像については上述したように他の大会で頻度高く使用していることからサクサク制作できていましたが最初は書体のトラブルが起きたりルールから外れてたりでご迷惑をおかけしました……。top5ファイター予想企画でのレイアウトにちょっと苦しんでいました。
扇子はやっぱりみるくてぃーさんに提案していただいたことから制作を行いました。自身が体調を崩してしまったことや納期計算をミスしてしまったこと等が相まって扇子立てがないバージョンでの販売となってしまったことが悔やまれます……。扇子の表は篝火の文字とロゴを配置して、裏面は抽象的なグラフィックのイメージで篝火ロゴを大きく配置しました。

配信でマクアさんが載せてくれていました

不織布バックは九龍×篝火で作成したもののバージョンチェンジ。黒と白のカラバリを制作してスタッフに軽いアンケートを取って黒の方が多かったので黒に。自分は旅行の時にこの不織布バックに着替えやアメニティを入れるのがお気に入りの使用法です、温泉に向かう時とか持っていると溶け込んでる感があります。
タトゥーシールは九龍×篝火で使用したことをきっかけにぢゃんぬさんの提案で作成しました。タトゥシールは使用する人と使用しない人とではっきりわかれているアイテムですが、お祭り感があって自分は結構好きです。体にフタガミハルキミグラフィックとおすしっくすグラフィックを刻むことができるので。Akabaneさんが腕に貼るとディストピア味があることを発見していて40klさんと一緒に真似したりしていました。実況解説で参加していたTさんが頬に張っていたのも印象的でした。海外プレイヤーのLightさんが腕まくってタトゥシールのロゴ出してくれることを期待したりしてましたが流石にでしたね……。

photo by @fuku_mkw
photo by @fuku_mkw

L字スタンド吊り下げ用紙は某佐藤氏さんとぽんず!さんからの依頼で制作しました。プール番号が書いてあったり配信台や進行席の表示をしていた紙です。配信台に置いてあるものはQRコードも表示されており読み込むと配信先リンク+篝火スマブラのハッシュタグでツイートできる優れもの。この吊り下げ用紙は最近の大型オフ大会でよく見かけるものですが、元々は西武撃での制作が発でした。その後スマ納めでも使用し出てきた課題点を今回の「篝火#13」で解決するという流れでの制作となりました。用紙にはそれぞれ場所に合わせて台番号が振られるようになっており手前から見て1,2,3,4なのか4,3,2,1なのかという表記を行なっています。制作当初、自身が会場図を把握できていなかった分時間をかけてしまったことが反省点です。
他に配信席用のプレイヤー表示画像や観戦名札はフタガミさんのデザインしたKVと背景グラフィックを組み合わせたもので制作。通常のものとは文字組を変えてみたりしました。シンプルなものって情報量少なくて大丈夫かなといつも不安になりがちです。
銀テープの制作は個人的に一番アツかったです。あにさんから制作依頼がきた時に10秒くらいで返信しました。去年のとあるライブで銀テープの発射とともに感情が泉のように溢れ出し人生がスタートしたので、これは自分がやらねばと思っていました。かなりきっちりと等間隔でモチーフや文字を置いていたものの当日届いた物の印刷は等間隔ではなかったのが残念でした。反射具合はかなり良かったのと印刷され具合や色味も良かった分。当初は赤の上に白文字の印刷を行うかという話だったのですが、会場演出が赤になることから色被りが起きてしまうことを懸念して銀+赤になりました。
下記画像の3DCGは篝火終了後にせっかくならオリジナルであることを発信しようというめがちさんの案と3Dでモック作りますよと、ke-goさん&いんざばんぶーさんが言ってくださり作られたものです。2枚目は印刷して等間隔チェックを行っている様子の図。

3DCG by @ke_goWorks / modeling by @takenonakak

ツッぺ

Q1. 今回作ったものは?

SNS告知画像制作。またデザイン自体は「篝火#12」のとき制作したものですが、メイン配信台のテーブルクロスを色味を調整し再発注していただきました。

Q2. 作ったもの・作る過程のこだわりは?

Pre大会の告知画像を制作したのですが、優先募集者リストを制作するにあたって初めてFigmaを使用しました(これまではPhotoshopのcsv読み込みを利用して制作していました)。
最初は全部コピペで入力することになるから大変かなーと思っていたのですがAuto Layout機能が神すぎましたね。一度枠を作ってしまえば後からの調整がめちゃくちゃ楽でした。Figmaくんどこまで便利なんだ……!
テーブルクロスのデザインなのですが実は第7回に販売された白パーカーのデザインの素材をいただき再構築したものです。両サイドの炎が中央に向かって燃え上がっていく…みたいなイメージで制作しました。

しんぷる

Q1. 今回作ったものは?

SNS告知画像周りを担当しました。

Q2. 作ったもの・作る過程のこだわりは?

esportsのデザインをメインでやってきたので、フライヤー系のデザインやFigmaなどの初めてのことが多かったのでとてもkuroteiさんに助けていただきました。
次回の篝火では選手などの宣材写真を使ったKVポスターデザインをやってみたいです。

いんざばんぶー

Q1. 今回作ったものは?

配信レイアウト、配信&動画サムネイルのデザインを担当しました。

Q2. 作ったもの・作る過程のこだわりは?

エンタメのジャンルとしては篝火とは違うコンテンツでクリエイターとして育ってきたので、新しい要素を入れ込みたい!と思いながら制作していました。あまり制作時間が取れず試行錯誤の機会は少なかったですが、フィードバックして頂けるのをいいことに、どれくらいの“エゴ”をぶち込めるかのラインを探りつつ挑戦していました。

クリエイティブを通して・当日を見て

Kurotei

Q1. 「篝火#13」を会場や配信で実際に見て感じたことは?

今回残念ながら現地にはいけなかったのですが、予選からあまりにハイレベルすぎて驚きました。そして映像班の制作物がめっちゃ多い!大会直前はあまり見れていなかったものの、二週間前くらいまではあまり進捗が見えていなくて、ちゃんと完成するのかな……?と思っていたらなんだかんだしっかりとどれも超かっこいい映像が完成していて、映像勢の胆力というか、全員ジェバンニかよという感じです。人が増えた分それぞれの個性も出ており見ていて面白かったですし、特にTop8の演出が映像とも噛み合って現地がかなり盛り上がっていて、現地にまたいきたいなと強く感じました。現地でしか得られない体験が確かにあるなと改めて思いますね……。配信の方は新しくRiveというツールを使い、wawonさん主導でスコアボードなどを作ったのですが、制作が遅れてしまって全配信で使うことはできなかったので、ここは次回の課題かなと思っています。

Q2. 今回のクリエイティブ制作はどうだった?今後の展望は?

今回は篝火以外にもいくつかやらなければいけないことがあったり、途中旅行の予定が挟まっていて意識的に自分がタスクを持たないようにしていました。結果としてそれはかなりうまくいき、途中は比較的余裕がある制作ができましたし、手を空けていたことで終盤締切が近くなってしまった制作物を僕の方で調整したり、といったこともできました。スマ納めの時に感じていた課題感はかなり改善できたのではないかと感じています。また、一部の印刷物などはまだIllustratorで作る必要がありますが、大部分をFigmaに移行し、スプレッドシートのタスク管理なども行ってかなり今後の篝火を助ける「形式」を作れたのは嬉しかったです。それらの真価が試されるのは次回以降だと思うので、次の篝火も楽しみですね。
新規で入ってくれたメンバーもかなり覚えが早く戦力になってくれそうですし、ふぁーむくんやツッペさんもそれぞれの強みがあり、かなりしっかりできてきているのでそろそろ自分の役割に固執しなくてもよくなってきていると感じるので、次以降はより自分のやりたいことや、得意なことを活かした関わり方をしていきたいです。というか現地に行きたすぎますね。パリ東京間が5万5時間くらいでいけたらいいのに……。

タスク管理スプレッドシート 今回は運営側もかなり協力してくれたおかげでかなり作業しやすかった

ふぁーむ

Q1. 「篝火#13」を会場や配信で実際に見て感じたことは?

現地に行けて本当に良かったです。モチーフも映像も神すぎです。作業通話でトレーラーの制作過程を横目で見ていたのですが会場で見た時のテンションは余裕でそれを超えていました。top8映像のカウントダウン+オープニングは衝撃すぎて初めてスマブラコミュニティイベントで泣きました。フタガミハルキミ×Akameの組み合わせ最強です。あの瞬間は自分の人生のうちで忘れられないものになりました。映像だけじゃなくてスモークや照明、舞台の雰囲気……演出の全てが神がかっていて唖然としていました。大会後にトーナメント入場シーンを配信上でも見たのですが、カメラワークが本当にやばくて配信でも現地でもどっちでも最高に楽しめました……。当日の朝だったりtop8前ギリギリまで制作をしている様子が見える中、篝火の文脈を最大限映像に入れていて本当に最高でした……。
自身が担当した銀テープが配信や先日公開された写真で会場雰囲気とマッチしている様子もみて「制作して良かったな……」と改めて思いました……。この写真みて篝火行きたいと思わないやついないだろ……。

photo by @sakyooooou
photo by @Noguchi_Higuchi

Q2. 今回のクリエイティブ制作はどうだった?今後の展望は?

デザイン展開や作業効率等課題がたくさんあります……。篝火チームの方々は憧れの対象の方ばかりですが、そんな方々と一緒に制作できる特別なこの場所で自分の殻を破って良いものを作れるようになりたいです。次回の篝火ではグッズでのデザイン展開や今回のフタガミさんのように映像内でのグラフィック制作などできるようになりたいと思います。あとRiveも気になり続けてやれていないのでやりたい。純粋にデザインが上手くなりたい!

ツッぺ

Q1. 「篝火#13」を会場や配信で実際に見て感じたことは?

Day0からDay3まで全通しました。主にブースにいたので満足に観戦はできなかったのですが応援してる選手の勇姿とTop8は見届けられてよかったです。
映像関係の制作は全く追ってなかったのでDay2の朝、スタッフしかいない会場で照明等演出を含んだリハーサルを見た際、感動で少し泣きました(笑) 。
スタッフ以前に篝火という大会が大好きな観戦勢なので……。
最高の舞台演出班のおかげでテーブルクロスがとても映えてたのもめちゃくちゃ嬉しかったです。篝火クリエイティブ班に入って初めて作ったものだったので思い入れも強く、素晴らしい演出の一部になれてて最高でした。

Q2. 今回のクリエイティブ制作はどうだった?今後の展望は?

今後の課題としてはもっと手を動かす!それに尽きますね。ブース出展をしてみるのもいい経験だったので、他のグラフィック班の負担を減らすことを第一に、また新しいことが思い浮かんだらなんでもやってみたいです。

しんぷる

Q1. 「篝火#13」を会場や配信で実際に見て感じたことは?

初めてオフラインイベントに現地観戦したのですが、歓声だったり音響だったりがものすごくて今回の篝火は告知グラフィックのお手伝い程度だったので、次回の篝火ではもっと自分の誇れるものを作って胸張って現地に行きたいですw

Q2. 今回のクリエイティブ制作はどうだった?今後の展望は?

今回の制作で初めてチームでのクリエイティブとFigmaを使った制作を体験させてもらい、初めてのことが多く慣れるのに集中していたので、次回はもっと自分の強みを生かしたクリエイティブをしていきたいです。

いんざばんぶー

Q1. 「篝火#13」を会場や配信で実際に見て感じたことは?

イベントなどのクリエイティブに参加するのは初めてだったので、自分の制作物が人の目にめちゃめちゃ入るというのはなかなか緊張しました。

Q2. 今回のクリエイティブ制作はどうだった?今後の展望は?

映像制作の方に挑戦したいのはそうですが、納期遵守と報連相を次回以降も頑張ります。


次回は第一線で活躍する面々が集った映像チームへフォーカスを当て、Sqkurqさん、りくるとさん、Akameさん、40klさん、かるぴすさん、ke-goさん、Akabaneさん、にんじんざむらいさんからお話を伺う。次回もお楽しみに。

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