「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(以下スマブラSP)」の非公式ユーザー大会「IGNITE#1」が3月27日(日)、神奈川県横浜市の「横浜港大さん橋国際客船ターミナル 大さん橋ホール」で開催されました。本大会は「篝火」運営団体が主催した、関東圏ではスマブラSP初となるチームの大型大会。大会名には前作まで続いてきたチーム文化を再認識し、点火する意味が込められています。当日は162チーム324人が選手として、94人が見学枠で参加しました。
栄えある初代王者に輝いたのは、ルミナス選手&ビリー選手の「ルミナスビリー」チーム。勝者側を負けなしで駆け抜けてGrand Finalに進出。1 on 1でも結果を残すHIKARU選手& zackray選手の「for leo」チームとのGFを3-2で制し、完全優勝を遂げました。ルミナス選手のクラウド&ビリー選手のリドリーの華やかな連携に、会場からは何度も拍手が贈られました。最後はzackray選手のメインキャラ・ジョーカーとの1 on 1をリドリーが制し、優勝が決まった2人はグータッチ。笑顔で壇上から降りると、参加していた関西プレイヤーたちから祝福されました。
優勝者インタビューで、ビリー選手は「めちゃくちゃうれしいです。大型大会だといろんなタイマン勢も参加してくれるので、すごい熱い勝負ができて楽しいです。これからもいろんなチーム大会に出ると思うので応援をよろしくお願いします」と充実した表情。ルミナス選手は「泣きそうです。チームがうまくなりたかったら、同じ人と同じキャラでコンセプトを考えて練習するのが一番良いです。今作はゲームスピードが速いから、チームは連携しづらいと諦めてる人がちらほら見えたんですけど、ちゃんと練習したらこの速さでも連携できたり、合わせできたりするので、諦めずに練習してほしいです」とチームの魅力を語りました。
他にも、Wスティーブの息の合ったプレーが光った、あcola選手&スネア選手の「春から高校生」チームが3位、Wガオガエンやリドリー、クッパなどで観客を盛り上げたHuto選手&きんてろ選手の「フトきんてろ」チームが4位に輝きました。
本大会のTop32入りの選手は下記の通りです。
本大会は「大さん橋ホール」で行われました。ホール正面のガラスウォールからは東京湾を一望でき、会場周辺でも潮風や絶景を堪能できる抜群のロケーションです。当日はホール正面に配信台が設置され、ガラスウォールはカーテンで隠されていましたが、勝者側決勝直前に実況のオムナオト氏のコールとともにカーテンがオープン。横浜港の美しい夜景が名勝負を彩りました。
また、新たなバンピック(ステージの拒否、選択)システムを導入しました。バンピックのアプリケーションと配信画面上のアニメーションを自由にカスタマイズしたいという思いから、あかばね氏とわをん氏が制作しました。視聴者にステージの数やどのステージから拒否されているか、選択の進行度が直感的に分かるインジゲーターを、低い画面占有率で実現。新調されたステージ画像は、「試行錯誤した結果、Nintendo Switchにセロテープであたりをつけて、ゲーム内で撮影しました」(あかばね氏)。拒否されたステージにはIGNITE仕様の炎のアニメーションが走るなどこだわりが詰まっています。
チーム大会ということで、選手に配られた名札も2枚が1つにつながるペア仕様でした。制作はあかばね氏です。IGNITEイメージのスタイリッシュなデザインです。
今回新たに配信クリップ担当を置き、リアルタイムで公式ツイッターにアップしました。本大会の名場面を数々紹介しています。
大会の模様は下記チャンネルのアーカイブにて視聴可能です。
次回は1 on 1に戻り、「篝火#7」を5月4、5日に東京都立産業貿易センター浜松町館5階展示室で開催します。768人のダブルエリミネーショントーナメントで実施されます。ゴールデンウイークもスマブラで熱く盛り上がりましょう!
■「篝火」とは
スマブラSPのユーザーが開催する非公式・非営利大会で、外部の企業や個人とは独立して企画、運営、会計を行っています。競技的なオープントーナメントを追求すると共に、コミュニティを持続させ強化する祭祀としてのオフライン大会の本質的な機能を追求します。
公式ホームページ:https://kagaribi.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/KAGARIBI_smash
※大乱闘スマッシュブラザーズは任天堂株式会社様の登録商標です。本イベントは任天堂株式会社様、他関連企業様とは一切関係ありません。
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